人間が毎日顔を洗ったり髪をとかすように、犬にも毎日習慣にしたいお手入れがあります。
1.ブラッシング
犬種によって使うブラシの種類に違いはありますが、毎日お散歩から帰って来たときなどに全身ブラシをかけます。その時、足の裏やツメ、関節、しっぽなど全身を触ります。
毎日触っていると何か異常があった時にすぐ発見できます。
2.顔周り
顔、特に目のまわりを拭いてください。目やにが溜まって固まりになったり(健康でも少量の目やには出るものです)白い毛色の犬は涙やけで被毛が茶色くなるのを防ぎます。
食事の後は、口のまわりも拭いてあげてください。
犬の顔がクサイ!と言う原因は、目やにや涙の酸化した臭い、または食事で口の回りに付いた食べ物の残りかすの臭いがほとんどです。
3.歯みがき
最近は犬の寿命も伸び、小型犬では15歳位のコも珍しくなくなってきました。
歳をとっても自分の歯で美味しく食事がとれるように、仔犬頃から習慣付けたい手入れの一つです。
最初はガーゼ等を人さし指に巻き、口の中に手を入れられる事に慣れさせれば、やがて犬種に合わせた歯ブラシをつ使えるようになります。犬用の歯磨きペースト(犬の好きな匂いがします)を利用するのも良いでしょう。
余談・・・私事ですが、小型犬は口が小さいので歯ブラシが奥歯まで入りません。人間の乳幼児用の一番小さいものでも入らないので、成犬になった今もガーゼを指に巻いて歯磨きしてます。
4.耳
特に垂れ耳の犬種は、耳の中が蒸れるので定期的にお掃除が必要です。
特に夏場は注意が必要です。耳の洗浄液などもハーブなど自然素材のものがあります。